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IFD注文とは?

IFD注文とは

IFDとは「lf Done」の略称「もし取引が成立したら~」という意味です。
(「Done(ダン)」とは為替ディーラーがよく使う言葉で、取引成立の意味です。)

IFDオーダーとは「もし取引が成立したら~」その時点で発効する注文と言う意味なので、
前もって「利益確定の決済注文」あるいは
「ストップロスオーダー」を前もって出しておくやり方です。
ですので、最初に注文を出す時点で、ポジション構築の注文と決済の注文を
出しておくことになります

金融商品の取引の理想系は、安く買って、高く売るに尽きるかと思います。
ただ、実際にそれを達成できる可能性は決して高くはありません。

値動きが常に行われているFX取引でもそれは同様で、一秒先にどういった値動きに
なるかというのは誰にもわかりませんし、
それを予測するのは困難ですので、長期的な見方をする人が多く、
その場合は買うにしても売るにしても、
ある程度余裕を持って注文ができるので、指値注文での取引で全然構わないかと思います。

しかし、IFD注文を利用すれば、短期的な取引でも利益を上げやすくなります。

例えば、現在1ドル=100円のレートだったとします。

この場合、ドルがどう動くかは不明ですが、値動きは一気に上がったり下がったりはせず、
上下動を繰り返しながら上昇トレンド、又は下降トレンドを描いていきます。
IFD注文を活用するコツは、そこにあります。

一日の内に値動きの幅はどの程度なのかというのを、まずあらかじめ調べておきましょう。
大抵の会社のチャートは、過去の値動きが表示されますので、それ程難しくはないと思います。

それを調べた上で、現在のレートがどの位置にあるかを考えます。
IFD注文を行う上での下準備は以上です。

その値幅を確認したら、今度はその値幅の範囲内で、底に近い値で買い注文し、
天井に近い値で売り注文を出すのです。
こうする事で、一日の内に買いと売り双方の取引が成立する可能性がぐっと上がります。

これは、莫大な利益を生み出すやり方ではありません。
IFD注文はそういう方向性の人には向いていません。
短期間で少しずつでもいいから、確実性の高い取引を行いたい志向者向けです。

為替の値動きは、株ほど不規則ではありません。
ニュース等の影響は受けやすいですが、そういった特別な動きがない限り、
割と規則正しい動きをします。

IFD注文はそれを利用した注文方法といえます。
動き自体は激しいので、売りと買いの間を直線に近い形ですーっと推移していくという
事は滅多にありません。
一日の内の上下動の下と上を上手く捕まえて、堅実に利益を勝ち取りましょう。
それが、IFD注文を最大限に生かす方法です。

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損失回避の為に

たとえば、為替レートが1ドル=100円とします。
なるべく安く買いたいので、98円で買い指値注文を出すことにします。
また、この注文が成立したら、損失拡大を防ぐために、1円下に逆指値注文
を出しておくことにします。
こういった場合、通常であれば98円で約定したことを確認後、97円の逆指値注文を出すわけです。

しかし、買い注文はいつ約定するかはわかりません。夜中かもしれませんし、1週間後かもしれません。
約定するまでいちいち確認しなければならないのは非常に面倒です。
買い注文が約定した後、アメリカで重大な経済発表が行われ、朝起きたときにはすでに、
ドルが大暴落して大きな損失を出しているかもしれません。
(アメリカの経済発表は日本時間の夜中になります)

そこでIFDオーダーの出番となります。

「98円の買い注文と、それが約定したら97円の逆指値決済注文が有効になる」
という形のIFD注文を出します。
すると98円の円高になった段階で98円の指値注文が約定し、この段階から 97円の
逆指値決済注文が有効になることになります。

こうしておけば98円で約定後、仮にドルがそのまま暴落して95円になるような事態が起きたとしても、
97円の逆指値注文に引っかかり、97円で売り決済がされるため、損失を膨らませることがないわけです。

利益確定の為に

逆に、利益確定の為IFDオーダーを出すことも可能です。

例えば、為替レートが1ドル=100円とし、98円で買い指値注文を出すことにします。
ドルは98円から100円のあたりで揉み合っているので、102円まで戻ってくるようであれば
注文を出したいとします

この時も、「98円の買い注文と、それが約定したら100円の指値決済注文が有効になる」
というIFD注文を出します。
こうしておけば、買い注文が約定するのを確認する必要が無く、自動で利益確定の注文を
出すことが可能となります。

この取引は、ボックス圏内でもみ合っている場合などに非常に有効になります。
ボックスの下限ラインの少し上あたりで買い注文、上限ラインの少し下あたりで売り決済注文を
IFDオーダーで出しておけば、
後はほったらかしで利益を出すことも可能になります。

このようにIFDオーダーは損切りの場合も利益確定の場合にも使えますし、何より最初の注文
が約定するのを
毎回確認する必要が無いのが大きな魅力です。
サラリーマン投資家や時間の取れない人等、相場張り付け監視出来ない人には大きな手法となります。
これを利用しない手はありませんので使われる事をおすすめします。

 

 


 


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